夏の閉め切った部屋を好む「ダニ」の特徴
種類にもよりますが、ダニの体長は0.2～0.5ミリ程度。
ものすごく小さいので、肉眼で見つけることはなかなか大変です。
黒いものの上を1匹だけで歩いていたら、じーっと見ているとわかりますが
白色や、薄い色だったら、なかなか分かりません。
しかし、見えないから「居ない」というワケではなく
屋内というのは、ダニにとって好ましい生息地でもあります。
ダニが好む環境は、夏の閉め切った家屋のような、いわば高温多湿のところです。
室温25℃以上、湿度40%～50%以上で、とたんに繁殖しやすくなります。
人間の血を吸う恐れのあるのは、ネズミなどに寄生している「イエダニ」です。
ネズミが死んだ場合や、ネズミの巣内で大発生した場合などは、移動して人の血も吸います。
5月頃から発生し、6~9月がピークになります。
ネズミを駆除したあとや、ネズミの死骸を見つけたとき
イエダニにも注意して、しっかりと駆除したいところです。
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